災害や電子カルテ停止のとき、各部署がBCP(事業継続計画)に沿って「やること」を確認・報告し、災害対策本部が全部署の状況を集約して指示・通知を行うためのWebアプリです。院内サーバー(インターネット非接続)でも、ブラウザ1台だけ(1台完結版)でも動作します。医仁会武田総合病院のBCPを原型に、災害拠点病院/一般病院/クリニック/在宅・訪問系/介護施設のテンプレートを同梱しています。PC・スマートフォンの両方に対応し、スマホからは写真つきで状況報告できます(画面幅に応じて自動でスマホ表示に切替。A-11参照)。
各画面ヘッダーの「📕 BCPマニュアル」から、BCP本文(事業継続計画のPDF)をいつでも閲覧できます。目次の項目をタップ(クリック)すると該当ページへジャンプします。スマホでは画面右下の「📚 目次」ボタンでいつでも目次に戻れます。
施設ごとに専用の入口URLがあります(例:…/takeda.html、正式には …/start.html?id=takeda)。このURLを職員に配り、各自の端末で最初に1回だけ開いてもらいます。
http://192.168.1.20/bcp/start.html?id=takeda)に書き換えると、QRコードもそのURLに変わります。demo.html に残っています。施設の入口URLとは別物です。※ Web版(1台完結版)は端末ごとにデータを持ちます。他の端末と報告を共有するには院内サーバー版をお使いください。
複数の部署がそれぞれの端末から同時に参加して訓練するときは、共有サーバーのURLを使います。参加者全員が同じ状況(報告・指示・クロノロ)を見られます。
https://takeda-bcp.onrender.com/(武田総合病院の設定で立ち上がります)。開いて部署を選ぶだけで参加できます(端末ごとの設定読み込みは不要)。https://bcpshare.mirulife.jp でも入れます(どちらでも中身は同じです)。院内の案内は上のURLのままで構いません。takeda.html(端末の中だけで動く版)、実災害・院内の本番には院内サーバー版を使ってください。施設専用リンク(例:takeda.html)から読み込んだ設定は、その端末(サーバー版はサーバー)に保存して使います。施設側で設定が新しくなっても、自動では入れ替わりません。そこで、新しい版があるときは部署選択画面と⚙設定画面の上部に案内が出ます。
コメントの送り方(手順):コメントは「部署の詳細画面」を開いて投稿します。
本部のPC(横1920px程度)では、画面が左・中央・右の3つに分かれます。ノートPCやタブレットなど横幅が狭い端末では、これまでどおり縦に並びます。
以前は画面の上に帯が5本と管理室カードが積み重なり、いちばん見たい一覧が2画面ぶん下にありました。表示する内容は減らしていません。置き場所を変えただけです。
文字の大きさも見直しました。本部の画面は立ったまま、何人かで覗き込むものなので、これまでの11〜12pxの小さな文字は机から離れると読めませんでした。全画面を通じて6段階(28/20/17/15/14/13px)に整理し、13pxより小さい文字は作らないことにしました。色にも意味を固定しています(赤=危険・診療継続不可・期限超過/橙=注意・未指示/緑=正常・解決済み/灰=未報告・未設置/紫=管理室から上がってきたもの)。色だけで区別はしません。白黒で印刷したときや、色の見え方が違う方が見たときにも分かるよう、赤い印には必ず「危険」と文字が入ります。
大きな病院では、本部が20〜30の部署を直接見るのは現実的ではありません。管理室は、病棟群・外来群などいくつかの部署をまとめる中間の指揮者です(BCP本文の「病棟管理室・外来管理室を設置」に対応)。部署選択の画面で管理室を選ぶと、この画面が開きます。クリニックなど小規模施設では使いません(設定で管理室を作らなければ、今までどおり全部署が本部直下です)。
夜間・休日は当直だけなので、日勤と同じ物差しで判定すると「どの部署も未報告」「どの部署も人員不足」になり、本当に見るべき当直の報告が埋もれます。発災の時刻が日勤の時間帯の外なら、アプリは自動で夜間・休日モードに切り替わります(本部画面の上に「🌙 夜間・休日として判定中」と出ます。手動で切り替えることもできます)。
部署ごとに日勤の定員・最低人員とは別に、夜間・休日の定員・最低人員を設定できます(⚙設定の部署編集。空欄なら勤務体制から推定)。夜間はこの値で判定するので、当直1名の部署が毎晩「最低人員割れ」になることはありません。参集率の分母も夜間の定員になります。
夜間はどの部署にも余力がないので、応援の実行案は「応援に出せる部署がありません」で終わらせず、「参集してきた職員から本部が配分します」に切り替わります。
災害時は、病棟や外来で「けが人が出た」「急変した」ことは分かっても、どの医師に来てもらうかが決まらないまま時間が過ぎがちです。この機能は、現場が依頼のボタンを押すだけで、けがなら外傷班、内科的な急変なら内科班…と向かう班が自動で決まるようにするものです。病院(災害拠点病院・中小規模病院)のテンプレートにだけ入っています(クリニック・在宅・介護施設では使いません)。
本部画面 下部の本部ツールに 「🏳 院内班・管理室」タブがあります。管理室も院内班も、まだ誰もログインしていなくてもここに並びます(「班が一覧に出てこないので設置できない」が起きないように)。
本部画面は上から順に、①ヘッダー(災害モード/訓練の開始・倍速・AI本部)、②ステージ/事態バー、③一斉通知、④統計タイルと部署別 状況一覧、⑤右側のタブ(指示を出す・送信済み・クロノロ・タイムライン・報告一覧)、⑥下部の本部ツール(受援/EMIS/資源・備蓄/患者・搬送/職員/対応チェック/連絡先)で構成されています。本部ツールは A-12・A-14 を参照。
| 発災からの経過 | フェーズ | 起きること |
|---|---|---|
| +0分 | 警戒レベル2(注意報) | 大雨・洪水注意報。台風が接近中。本部を設置し、備蓄の上階移動・止水板と土のう・退院の前倒し・職員の宿泊確保などの事前準備 |
| +30分 | 警戒レベル3(高齢者等避難) | 大雨警報・洪水警報。河川水位が上昇。市から高齢者等避難が発令 |
| +75分 | 警戒レベル4(避難指示) | 氾濫危険情報。避難指示が発令。周辺道路が冠水し始め、通勤・搬送に支障 |
| +120分 | 警戒レベル5(緊急安全確保) | 氾濫発生情報。外への避難はすでに危険な段階(垂直避難) |
| +150分 | 浸水発生 | 1階受電設備が浸水し停電。自家発電に切替 |
| +180分 | (変わりません) | エレベーター停止。地下の備蓄倉庫が水没 |
| +360分 | 解除後・復旧 | 水位低下。浸水区域の消毒と設備点検を開始 |
上部の「判断ガイド」は病院全体の判断(3つの問い・推奨ステージ・全体の優先順位)をまとめたものです。部署ごとの判断は、部署別 状況一覧の各行の「🧭 判断」に組み込んであり、報告のすぐ隣で確認できます。上部のガイドは、各部署の報告・患者数・職員数・備蓄残量を自動で読み取り、本部が決めるべきことを根拠つきで提示します。判断は本部長が行い、ガイドは「見落とし防止」と「判断の速さ」のための目安です。初期表示は折りたたまれています。ボタンに「▸ 開く(★★★ 3 ★★ 3 ★ 2)」と件数が出て、★★★(直ちに決定)があるときはボタンが赤くなるので、閉じたままでも気づけます。開いたままにすると次回もその端末では開いた状態で表示されます。
災害時は電源も通信も落ちます。「壊さない」「気づける」「戻せる」の3段構えにしています。特別な操作は要りません。
運用でお願いしたいこと(本部画面の「📋 本部のアクション」にチェック項目として入っています。各項目の文をクリックすると手順が開きます):
①本部のPCはバッテリー付きのノートにする(デスクトップなら無停電電源装置)。Windowsの電源設定で「電源ボタンを押したとき=何もしない」「スリープしない」「ふたを閉じたとき=何もしない」にし、非常電源のコンセントに挿す。
②USBメモリを本部机に常備し、ステージ宣言など節目ごとにバックアップを書き出して保管する。
③最後の備えとして紙様式(🖨 紙様式)を平時から印刷して本部机に置いておく。
| ① 訓練シナリオを選ぶ | ② 想定する事態だけ選ぶ | |
|---|---|---|
| 台本 | あります | ありません |
| 決まった時刻に流れるもの | 出来事・現場からの報告(状況付与)・支援チームの到着・本部への指示案(お手本) | 事態のフェーズと出来事だけ |
| 各部署の報告の中身 | 決められた報告+残りはAI | すべてAIが毎回作ります |
| 2回目にやったら | 毎回同じ内容。複数チームの比較・講評・お手本との突き合わせに向きます | やるたびに違う内容。同じ事態でも何度でも練習できます |
| 事態の組み合わせ | シナリオが決めた組み合わせ | 自由(複合災害を自分で作れます) |
| 向いている場面 | 本番前の総合訓練、他チームとの比較、指示の出し方の答え合わせ | ふだんの繰り返し練習、特定の事態だけの練習 |
data/scenarios/)で持っています。アプリはシナリオを動かす環境で、シナリオそのものはトップ画面の「🎬 訓練シナリオ」から自由に作成・編集・複製・書き出し・読み込みができます(A-8b)。takeda.html)を開き直してください。院内サーバーで使っているときは、訓練も全員で1つの訓練を共有します。職員がそれぞれ自分だけで練習したいときは「ひとり練習」に切り替えてください。トップ画面の「🧑💻 ひとり練習」または本部画面のヘッダーから開きます(practice.html)。
合同訓練サーバーは、ふつうは全員で1つの訓練を共有します。A班とB班が同時に、別々のシナリオで訓練したいときは「チーム」を使ってください。トップ画面の「👥 チーム」から開きます(rooms.html)。「ひとり練習」とは違い、チームの中では複数の職員が同じ訓練を共有します。
room=… が付いたもの)が出ます。これを同じチームの職員に配ってください。「📄 配布用の案内」を開くと、そのチーム専用のQRコードを印刷できます(A班のポスターを読んだ人はA班に入ります)。bcpshare.mirulife.jp)は記録用のディスクを持っているので、サーバーの再起動やアプリの更新をまたいでも、チームの報告・指示・クロノロ・訓練履歴は消えません。ただし念のため、大事な訓練の後は⚙設定からバックアップを書き出しておいてください。臨床工学|透析)で指定します。本文|分類|緊急度、要請は 本文|分類、設備は 品目|ng/partial/ok|備考。分類を省くと自動で推定します)。状況に「断水で透析用水のRO装置が停止しました」のように事実を書いておくと、本部の一覧と判断ガイドにそのまま出るので、本部が聞き返さずに判断できる訓練になります。施設|設備)でも指定できます。施設ごとに部署名が違っても当たるので、他の施設にそのまま渡せるシナリオになります。ステージの宣言を勧めたいときは「ステージnを推奨」を選びます。指示ではなく本部の作業(EMIS転記など)だけの項目も作れます。data/scenarios/ にファイルとして保存され、全員が同じシナリオを使えます。1台完結版(Web・ひとり練習)ではその端末の中に保存されます。各部署に配置したスマートフォン(電子カルテネットワーク端末)から、現場の写真つきで報告できます。特別な設定は不要で、画面の幅に応じて自動的にスマホ用の表示に切り替わります(PC・大画面はこれまでどおりの表示)。
すべての画面がスマホ表示に対応しました。これまでスマホ用の表示になっていたのは 部署選択・部署・本部・共有ボード の4画面だけで、設定・平時点検・講評レポート・訓練シナリオ・管理室などはPC用の見た目のままだったため、見出しが1文字ずつ縦に折り返すなどの崩れが出ていました。いまは15画面すべてで、ヘッダーが1段に収まり、横にはみ出さず、13pxより小さい文字が出ないようになっています(印刷用の「紙様式」とBCPマニュアルのPDF表示は、紙とPDFのための画面なので対象外です)。
assets/icons/source.png を置き換えて作り直します)。スマホが圏外になっても・院内のサーバーが止まっても、自分の部署の「やること」を確認できるように、通信できるうちに端末へ控えておけます。入口は部署選択の画面(トップ)のいちばん上の「📱 通信なしで見るアクションカード」です。見るだけの控えなので、チェックは保存されません。本部への報告は、通信が戻ってからアプリで(または紙の状況報告用紙で)行ってください。
方法は2つあります。①ファイルに保存はどの環境でも使えます。②カードを開くは、Web版・合同訓練サーバー(https)なら圏外でもアプリのように開けます。
アクションカード_部署名_日付.html)ができます。iPhone は「ファイル」アプリ、Android は「ダウンロード」から、圏外でも開けます。院内サーバー(http)・1台完結版でも使えます。「👁 開いて確認」で中身を先に見られます。本部画面の下部にある3つのタブです。いずれも記録はクロノロと講評レポートに反映されます。
readiness.html)を開きます。上部のタブでサイバーBCP確認表(厚生労働省 令和6年6月・27項目を平時/検知/初動対応/復旧処理/事後対応の5段階で表示)と災害拠点病院 指定要件(医政発0321第2号・最終改正 令和元年7月・22項目。毎年4月1日時点の確認用)を切り替えます。data/bcp.json)に保存され、バックアップ(設定)にも含まれます。本部画面下部の「本部ツール」に、A-12 の3タブに加えて次の4タブがあります。
forms.html)を開きます。停電・端末故障・サーバー停止に備え、各部署に常備してください。history.html)で記録を一覧し、改善事項の完了チェック、期限切れの強調、手入力での記録追加(地域合同訓練・実災害)ができます。印刷すると、拠点病院指定要件「BCPに基づく訓練の実施」や監査の証跡になります。data/history.json、1台完結版はブラウザ内)に保存され、訓練の開始やリセットで消えません。バックアップ(設定+記録)にも含まれます。data/templates/ に5種類同梱:災害拠点病院/一般病院/クリニック(有床・無床)/在宅・訪問系/介護施設。| 段階 | 入力するもの | これが無いとどうなるか |
|---|---|---|
| 1. 施設の種別 | テンプレート(災害拠点病院/一般病院/クリニック/在宅・訪問系/介護施設) | — |
| 2. 施設情報 | 施設名・参集基準・集合場所・病床数・外来数、勤務の時間帯(日勤の開始/終了・土日の扱い・境界時間帯) | 夜間・休日に発災すると、当直1名の部署が毎晩「最低人員割れ」と判定されます |
| 3. 部署と病棟 | 使う部署・病棟名、日勤の定員/最低と🌙夜間の定員/最低 | 夜間の定数が空欄なら勤務体制から推定します(24時間体制=日勤の25%・最低1名/オンコール=1名/日勤のみ=0名) |
| 4. 設備の担当 | 設備が壊れたときの「現場を見る部署」と「業者を呼ぶ部署」 | 指示案の宛先が部署名からの推定になります |
| 5. 備蓄・資機材 | 燃料・水・医療ガス・医薬品・食料・衛生資器材の残量と1日あたりの消費量・保管場所・管理部署 | 本部の「資源・備蓄」タブのあと何日もつかと、判断ガイドの「備蓄が残り◯日」「燃料が残り◯時間」が出ません |
| 6. 職員と患者 | 許可病床数・外来数とサージ倍率(災害拠点病院は入院2倍・外来5倍)、参集の見積もり(方式を選んで入力) | 本部の「患者・搬送」タブの受入上限、「職員」タブの想定参集率と実績の比較が出ません |
| 7. 連絡先・復旧 | 外部連絡先の電話・FAX、受援担当、EMIS入力担当、復旧フェーズのチェック項目 | 災害対応をいつ終わりにするか(動員解除)の確認項目が空になります |
| 8. 確認・適用 | 入力内容の一覧(備蓄の残り3日未満の品目・想定参集率もここで確認できます) | — |
※ 5〜7の「備蓄・出勤可否表・復旧チェック」には、選んだ施設種別でよくある内容があらかじめ入っています(叩き台)。数量を自施設の値に直し、無い品目は「×」で消してください。すでにこのアプリを使っている施設で入れ直すときは、いま入っている値が最初から表示されます(テンプレートの叩き台で上書きされません)。作成後は⚙設定画面で同じ内容をいつでも直せます。
data/bcp.beforeSetup.json に退避され(1台完結版はブラウザ内)、「記録も初期化する」を外せば報告・訓練の記録は残ります。demo.html):Web版ではクリニック(無床・4部署)/中小規模病院(150床・12部署)/災害拠点病院(300床・15部署)/訪問看護ステーション(在宅・訪問系・4部署)/特別養護老人ホーム(介護施設・5部門)の5つのデモから選んで開始できます。端末ごとに切り替わり、記録は残ります。site.html?id=施設ID(例:武田病院は takeda.html)を開くと、その施設の設定(data/sites/施設ID.json)をその端末に読み込んで開始できます。BCP本文(PDF)の場所も施設の設定(⚙設定「基本情報」)に持たせるため、登録がない施設では「📕 BCPマニュアル」は表示されません。data/templates/ に置き index.json に追記すると、セットアップで選べます。api.php が data/state.json を排他制御(flock)で読み書きします。フロントは素のHTML/CSS/JS。mbstring拡張は無くても動作します(内部でmbstring非依存の実装)。| 主なファイル | 役割 |
|---|---|
index.html | 部署選択(ログイン) |
department.html | 部署ビュー(報告・アクション) |
hq.html | 災害対策本部ビュー |
overview.html / depts.html | 他部署の状況・部署一覧 |
report.html | 講評レポート |
settings.html | 設定画面(部署・報告項目・訓練イベント) |
manual.html | 本説明書 |
assets/mobile.css / assets/mobile.js | スマホ用表示(画面幅820px以下で自動適用) |
api.php / config.php | バックエンド / パス定義 |
data/bcp.json | 部署・アクション・報告項目の定義(マスタ) |
data/state.json | 実行時データ(自動生成。報告・指示・通知など) |
data/uploads/ | 報告等に添付された写真ファイル(自動生成) |
rooms.html | チーム(別々の訓練を同時に開催する) |
data/rooms/<チームID>/ | チームごとの記録(自動生成。state.json・history.json・backup・uploads) |
data/ フォルダに書き込み権限を付与します(Webサーバー実行ユーザーが state.json を作成・更新できること)。index.html を開き、部署選択が表示されれば設置成功です。php -S 0.0.0.0:8099 -t . → http://<サーバーIP>:8099/config.php で Asia/Tokyo に設定済みです。サーバー移設時は config.php のパス定義のみ確認してください。初めての施設では、まずセットアップ(A-17)でテンプレートから設定を作成してください。その後の細かい調整はブラウザの設定画面(settings.html、トップ画面「管理・平時のメニュー」の「⚙ 設定」)から行えます。保存すると全端末に反映され(次回読み込み時)、保存前に自動でバックアップ(data/bcp.backup.json)が作成されます。
| ① 距離帯×家族事情(本アプリの目安) | ② 国土交通省基準 | |
|---|---|---|
| 入れるもの | 職種・自宅からの距離帯・家族事情(保育/介護)ごとの人数 | 参集調査の結果(職種ごとに 総人数・通常時の在院・各時点の参集可能人員・参集不可) |
| 出てくる時点 | 発災直後/1時間後/3時間後/翌日 | 1時間後/3時間後/1〜3日/30日 |
| 計算の根拠 | 本アプリが置いた目安の係数(ガイドラインの出典はありません) | 国土交通省基準(徒歩4km/h の到達圏)。1時間目=4km圏内の6割/3時間目=12km圏内の6割/1〜3日目=20km圏内の6割/30日目=全職員の9割 |
| 向いている施設 | 参集調査をまだしていない施設(すぐ数字が出ます) | 参集調査をした施設。立入検査・監査で根拠を示せます |
※ 国土交通省基準では、4km・12km・20km 圏内に住む職員の人数を入れて「⚙ 国交省基準で計算」を押すと、各時点の人数を自動で埋められます(手で直せます)。「通常時 日中/夜間」は発災時にすでに院内にいる人数で、参集してくる人数とは別に数えます。「参集不可」は公共交通が復旧するまで来られない職員(遠方・府県外)で、30日目はふつう「総人数−参集不可」になります。
※ 方式を切り替えても、もう一方の表は消えません(いつでも戻せます)。本部の「職員」タブと講評レポートの見出しも、選んだ方式の時点に変わります。
※ 医仁会武田総合病院は「国土交通省基準」で、2022年7月の調査票の数字(10職種・865名)が入っています。
data/bcp.json の admin.hash を空にすると解除できます。部署ごとに「患者数を報告」と「受入可能病床あり」のチェックがあります(⚙設定「部署の事前登録」の各部署)。
ログイン時に名称を入力して複数を任意に作成できる部署(病棟・外来・事務部門など)は、⚙設定画面の部署編集で種別を「複数登録(名称入力)」にすると、次の欄が表示されます(data/bcp.json では "type": "ward")。
| 設定欄 | 意味 | 例(外来) |
|---|---|---|
種別(type) | 「複数登録(名称入力)」にすると名称入力式になる | "ward" |
名称の呼び名(unitLabel) | 入力画面のラベル文言。「○○名」の形にすると、ボタンなどで「この○○で開始」と表示 | 外来名(例:内科外来・整形外科外来) |
名称の候補(presets) | ログイン時の入力候補(サジェスト。自由入力も可) | 内科外来/外科外来/整形外科外来/小児科外来 … |
訓練で初期配置する名称(trainingUnits) | 訓練開始時に自動で配置され、AIが報告する区分。空なら候補と同じ | 内科外来/外科外来/整形外科外来 |
訓練の災害レベル(軽度/中等度/重度)は、data/bcp.json の disasterLevels で調整できます。各レベルは AI部署の傾向(良好 good/普通 normal/苦戦 bad)の重みで表現します(合計が1になるよう設定)。
| レベル | good(良好) | normal(普通) | bad(苦戦) |
|---|---|---|---|
| 軽度 minor | 0.6 | 0.3 | 0.1 |
| 中等度 moderate(既定) | 0.3 | 0.4 | 0.3 |
| 重度 severe | 0.1 | 0.3 | 0.6 |
key/label を足せばレベルの追加も可能です。実際の選択・切替は本部・部署ビューのヘッダーにある「災害レベル」から行います(A-8参照)。data/bcp.json を直接編集することもできます(配置後に data/bcp.backup.json を控えておくと安全です)。現場のBCP改定に合わせて、部署やアクションを更新してください。data/state.json に保存されます(報告・指示・回答・コメント・通知)。バックアップはこのファイルをコピーします。data/bcp.json。設定画面での保存時に data/bcp.backup.json が自動作成されます。bcp_施設名_日付.json)としてダウンロードできます。訓練のあと・設定変更のあと・PCやブラウザの入れ替え前に書き出し、USB等に保管してください。読み込みは「設定と記録の両方/設定のみ/記録のみ」を選べ、上書き前に現在のデータを自動で書き出し、サーバー側にも data/bcp.beforeImport.json / data/state.beforeImport.json を退避します。サーバー版と1台完結版(PHPなし・ブラウザ内保存)で同じ形式なので、相互に読み込めます。添付写真のファイル(data/uploads/)は含まれません(URLのみ)。data/uploads/ にファイルとして保存されます。state.json にはファイルのURLのみを持たせ、画像データ自体は入れません(自動更新=ポーリングを軽く保つため)。全端末で共有され、保存枚数の実質的な上限はありません(サーバーのディスク容量に依存)。data/uploads/ はバックアップ対象に含め、不要になれば古いファイルを削除できます(リセットでは自動削除されません)。index.html)ヘッダーの「🗑 リセット」ボタンで、全部署の報告・指示・回答・コメント・一斉通知・訓練記録を一括初期化できます(二段階の確認あり・取り消し不可)。デモを毎回まっさらから始めるときに使います。サーバー側で state.json を削除しても同様に初期化されます(次アクセスで再生成)。院外・遠隔の複数部署でも同時に訓練したい場合は、同じアプリをインターネット上のPHPホスティングに常設できます(同梱の Dockerfile / render.yaml を利用)。
| 症状 | 原因・対処 |
|---|---|
| 画面は出るが報告が保存されない/エラー | data/ の書き込み権限を確認(Webサーバー実行ユーザーに付与)。 |
| 「読み込みに失敗しました」 | PHPが動作していない可能性。file:// ではなくPHPが動くWebサーバー経由で開く。api.php?action=state がJSONを返すか確認。 |
| 最新の変更が画面に反映されない | ブラウザキャッシュ。Ctrl+Shift+R で再読み込み。 |
| 日本語が文字化けする(設定編集時) | ファイルはUTF-8で保存。bcp.json を手編集する場合はUTF-8で。 |
| 設定を戻したい | data/bcp.backup.json を bcp.json に戻す(設定画面の復元機能、または手動)。 |
| スマホで「送信待ち」のまま送られない | 電波・ネットワークが切れています。接続が戻れば自動送信されます。アプリを開いたままに。継続する場合は同じ院内Wi-Fi/LANに接続しているか確認。 |
| スマホ用の表示にならない | 画面幅820px以下で自動適用。assets/mobile.css / assets/mobile.js が配置され読めているか、ブラウザ再読み込み(Ctrl+Shift+R)を確認。 |
災害BCPアプリ / 本説明書は manual.html です。